このたび「創(つくる)」という月刊誌に連載をもつことになりました。
第1回は6月号(5月7日発売)に掲載されます。連載タイトルは
「再審弁護人のベレー帽日記」
で、第1回のタイトルは「手負い鴨、京都へ」です。
なぜ私が「手負い鴨」なのかは、連載を読んでいただくことにして、京都に来て感じるのは、「鴨」ととても親和性のある土地だということです。
鴨川は言うまでもありませんし、鴨料理を出すお店もたくさんありますよね。
聞くところによれば「鴨志田」のルーツは京都らしいのです。
ところが在原業平のように何かやらかして関東以北に「都落ち」したようです。
横浜市青葉区に「鴨志田町」という地名もありますし、現在鴨志田姓が多く存在するのは茨城から福島南部にかけてです(実は「鴨志田」は夫の姓で、夫の実家は福島県南部にあります)。
私が京都に惹かれるのはもしかしたら「先祖返り」かもしれません。
一方、酒どころ京都に吸い寄せられるように飛んできたのは「手負い鴨」ではなく「葱負い鴨」ではないか、との指摘もあります(笑)。
いずれにせよ、京都入りした「鴨」を可愛がってやって下さいまし